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TOP >コンサート実績>2000年 |
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2000年3月21日荒川さくらコンサート2000「水の音原風景」1998年の荒川源流コンサートに続く、荒川さくらクラブ主催のコンサート。今回は荒川中流域での実施となった。地元の児童合唱団との共演、新進気鋭の美術アーティスト(多田浩二:着彩綿布のアート、前田由美子:映像アート)とのコラボレーションなどの試みを行なうとともに、『森』をテーマにしたコンピュータープログラミングによる新作を初演。■会場:埼玉県浦和市・埼玉会館小ホール ■出演:田辺洌山(尺八)、桜井智永(箏)、望月太喜之丞(鼓)、帯名久仁子(箏) ■アートコラボ:着彩綿布のアート(多田浩二)、映像アート(前田由美子) ■主催:荒川さくらクラブ ■協賛:(社)関東建設弘済会 ■後援:(財)日本さくらの会、建設省荒川上流事務所、建設省荒川下流事務所、埼玉県 2000年3月27日日本の『音遊び・・・』第四回「一音に散る花を惜しむらん〜大鼓」ゲストに能・囃子大倉流大鼓奏者の大倉正之助を迎えた。大鼓は馬の皮と桜の木でできているが、「馬の命、桜の命をもらった鼓が、馬の魂を、そして、桜の魂を生まれ変らせている」と大倉氏は言う。普通は和紙でカチカチに固めたプロテクター(指皮)を指にはめて演奏する大鼓を素手で打つ。その一音にかける思いを聴いた。大鼓を組むところから舞台はスタートし、来場者が大鼓を打つ体験も盛り込まれた。大倉正之助氏の鼓と声をテーマに作曲された、尺八と大鼓による「濤声(とうせい)」(愛澤伯友作曲)の演奏や、日本画家・長山浩子による「桜花屏風絵」、多田浩二による「着彩綿布と紐によるインスタレーション」とのコラボレーションも注目された。■会場:銀座かねまつホール ■ナビゲーター:田辺 洌山(尺八) ■ゲスト:大倉 正之助(大鼓) ■コラボレイティブ・アーティスト:多田浩二(着彩綿布と紐によるインスタレーション)、長山浩子(桜花屏風絵) 2000年7月1日五感で聴く「森の音、水の響き」Trial Concert 2000イサム・ノグチの彫刻庭園『天国』を舞台・会場に、“創世の記憶”、“永遠なる時”の2回公演を行なった。「五感で聴く」というコンセプトのもと、参加者には視覚・聴覚の他に、香りや味覚・触覚で「森」と「水」というテーマを感じてもらえる試みを実施。流れる水の音と音楽・香りが一体となった空間に同化し、心安らぐひと時を過ごせた、との参加者の声が多数寄せられた。同時に、圧倒的な石の空間内において演奏家と観客が一体化し心の中に映し出される「森の音、水の響き」を感じていただく、という企画意図に対しても共感を得られた。 ■会場:草月プラザ、イサム・ノグチ彫刻庭園『天国』 ■出演:田辺洌山(尺八)、一噌幸弘(能管)、桜井智永(箏)、望月太喜之丞(鼓)、帯名久仁子(箏)、牧野公昭(語り) ■主催:ウォーターネットワーク ■特別協力:草月ホール ■協力:ワミレスコスメティックス(株)、日本香堂 2000年7月11日日本の『音遊び・・・』第五回「時空を超える弾き語りの世界〜琵琶」ゲストに琵琶演奏家の後藤幸浩を迎える。中・高校時代にギターリストを目指していた後藤氏は、本場のブルース音楽家の桁違いのパワーに驚愕しギターを断念したと言う。その後、世界中の民族音楽を聞いた彼が再び衝撃を受けたのが琵琶であった。シルクロードを越え、朝鮮半島を経由し九州へ伝来した琵琶に、後藤氏は芸能性・音楽性・さまざまな側面からアプローチし続けている。時空を超えた、その弾き語りの世界へ迫った。前田由美子の映像アートとのコラボレーションが独自の世界を生み出す。 ■会場:銀座かねまつホール ■ナビゲーター:田辺 洌山(尺八) ■ゲスト奏者:後藤幸浩(琵琶) ■コラボレイティブ・アーティスト:前田 由美子(映像アート) 2000年8月5日おかやま後楽園300年祭記念コンサート「水の音原風景」築庭から300年を記念して、年間を通じて実施される記念行事「おかやま後楽園300年祭」。その夏のイベントである「幻想庭園〜後楽園ナイトフェスティバル」の催しの一つとして、“後楽園と旭川の水”のつながりを音で表現する「水の音原風景」コンサートが実施された。旭川の水の流れを引き込んだ庭園である後楽園を、「水の音原風景」のオリジナル楽曲と語りにより物語化した。本公演の前には、沢の池に浮かぶ御野島・釣殿へ船でつけ、デモンストレーションも行なう。本公演は、土曜日の夜ということもあり大勢の来場者が到来、ライトアップされた庭園の森と岡山城を背景に幻想的な舞台となった。■場所:岡山県岡山市、後楽園内・野外特設舞台 ■出演:田辺洌山(尺八)、杉浦邦雄(小鼓・大鼓・締太鼓)、木田敦子(箏)、栗林英明(十七絃) ■主催:おかやま後楽園300年祭実行委員会 ■共催:山陽新聞社 ■後援:岡山河川工事事務所 2000年10月14日”船で行く”東京ウォーターフロントコンサート2000「水の音原風景」かつて水の都であった江戸・東京、その原風景を訪ねるコンサート。荒川の上流から下流まで辿ってきた「水の音原風景」プロジェクト、次の海外展開へつなげる位置付けのコンサートとして『東京湾から世界につながる水』をテーマに実施した。東京湾の夜景とレインボーブリッジを舞台背景として行い、また様々な水のつながりを体感するコンサートとして、来場者には船で会場入りをしていただいたり、東京の水の文化としての地酒の試飲などの内容も盛り込んだ。併せて環境体験プログラムを実施するなど、複合的なコンサートとした。■会場:東京都江東区 豊洲埠頭・ガスの科学館敷地内野外特設舞台 ■出演:田辺洌山(尺八)、仙堂新太郎(小鼓・大鼓・締太鼓)、桜井智永(箏)、河原抄子(箏) ■主催:ウォーターネットワーク ■共催:東京2000年祭実行委員会、東京ウォーターフロントコンサート実行委員会、東京都建築設備設計協会 ■後援:環境庁、東京都環境局、江東区、日本ユネスコ国内委員会、ユネスコ協会、ユニセフ協会 2000年11月14日日本の『音遊び・・・』第六回「二十一世紀へ響く一本の絹糸〜一絃琴」ゲストに清虚洞一絃琴・宗家四代の峯岸一水を迎えた。峯岸氏は、NHKドラマ「一絃の琴」において一絃琴の指導も行なっている。一枚の木の板に一本の絃を張り奏でる一絃琴。余分なものを削ぎ落とし、これ以上削ぎ落とすことのできないこの楽器の音色。そのたくまざる響は人の心を清らかにする。「自分自身の心のために演奏するもの」と言われるこの楽器が歴史上大切にされたのは19世紀末のことだった。20世紀末を迎え、21世紀へつないでいかなければいけないものは何なのか、この一絃琴の世界を通じて感じてみたい。一絃琴を演奏する手元を長時間露光で撮影した、沼田浩一による写真アートとのコラボレーション、そのモノトーンの世界から見えてくる世界を感じていただいた。愛澤伯友による一絃琴と尺八による新作「下弦の月」も披露。■会場:銀座かねまつホール ■ナビゲーター:田辺 洌山(尺八) ■ゲスト奏者:峯岸一水(一絃琴) ■コラボレイティブ・アーティスト:沼田浩一(写真アート) 2000年12月8日「21世紀によみがえる大活動写真・世紀の大勝負」若手・活動写真弁士ナンバー1と言われる麻生八咫と注目されるサックス奏者・岡淳が、活動写真の傑作に勝負を挑んだ。 映画がまだサイレントで「活動写真」と呼ばれていた頃、我が国日本の活動写真館では弁士と呼ばれる解説者が楽士を従え、軽妙な語り口でストーリーを展開させていた。映画の技術的革新が急速に進んだ20世紀、この世紀末に映画の原点である活動写真の世界に、弁士とサックス奏者が新たな世界にチャレンジ。 笑いあり、涙あり。おおらかで、ウィットのある映像に、新境地を開く弁士とジャズ界で活躍するサックス奏者のコラボレーション。21世紀に向けたその試みに大きな拍手が沸き起こった。■会場:ラパン・エ・アロ ■出演:麻生 八咫(活動写真・弁士)、岡 淳(テナー・サックス) ■プログラム: 「血煙り高田馬場」:昭和4年、日活京都、主演:大河内伝次郎 中山安兵衛(大河内伝次郎)は無頓着暮らしをしている浪人であった。ある日、伯父からの手紙で決闘の場へ。数十人の敵を片っ端から斬り倒すその姿はまさにチャンバラ映画の原点。 「野狐三次」:昭和5年、京都松竹、主演:長谷川一夫 若き日の長谷川一夫が、いなせな火消しに紛れて大暴れする。主人公三次が燃え盛る家屋の屋根で「まとい」を揚げるシーンがこの映画の見せ場となっている。 「実録忠臣蔵」:昭和3年、マキノオールスターズ作品 日本映画の父と言われているマキノ省三の五十歳を記念して製作された大作。だが、編集中に大半を焼失してしまい、焼け残った部分を編集して公開されたいわくつきの作品。 ■主催:ラパン・エ・アロ ■企画:ウォーターネット・サウンド・グループ |
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