長崎県出身。『鼓童』のメンバーとして、1984年より約8年間在籍し、その後ソリストとして『伊藤 多喜雄 & TAKIO BAND』のメンバーとして約2年間在籍。更にFIFAワールドカップ・フランス大会 クロージングセレモニーに出演した『東京打撃団』の旗揚げに参加し、中心メンバーとして約6年間在籍。これまでに世界各国様々な舞台で、その力を大いに発揮し高い評価を得てきた。また、倉本 聰作・演出による舞台や『THE CONVOY SHOW』などの太鼓シーンの作曲・編曲・指導、北野 武監督作品「座頭市」の和太鼓サウンドを手掛ける他、特に“かつぎ桶太鼓”では、その第一人者として独自の世界を展開しており、指導やワークショップも全国で展開、更に教則ビデオのリリースや大手太鼓店と桶太鼓の共同開発も手掛けるなど、そのフィールドは演奏活動だけにとどまらない。邦楽ジャーナル紙では、「林田博幸の挑戦と結果は、現在の桶太鼓の流行の行方を占う一つの指標になるではなかろうか」と評される。2000年より自己プロデュースによる太鼓エンターテインメントグループ『ZI-PANG』を主宰し、その活動を世界に広げている。多くの楽曲制作も手掛け、作曲家としても高い評価を得ている。
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