若手で最も注目される江戸古典奇術の藤山晃太郎。手妻の大家であり文化庁芸術祭大賞受賞者である藤山新太郎の弟子として世界で活躍。古典の意味合いと情緒を踏まえた、より派手でアクロバティックにアレンジした圧倒的な和の美しさと驚きをお届けします。
*日本の伝統奇術・江戸手妻(てづま)は、演技・演奏・衣裳が一体となってストーリーを語り込むという、日本が独自に生み出した、世界でも稀に見る素晴らしい芸能でした。やがて手妻は和妻と呼ばれ多くのマジシャンが行うものになり、広義には和風の雰囲気で行うマジック全般に使われるようになります。舞踊の所作・見立ての要素・古典のしきたりを持った『手妻』にまで遡って演技ができる流派は大変少なく、藤山晃太郎はその伝統を美しく表現できる若手アーティストです。


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